骨粗しょう症!!お年寄りだけの病気だと思っていませんか??
お年寄りに多い病気ですが、お年寄りだけではありません!!
そもそも骨粗しょう症とは、骨の中身としての骨の体積がスカスカの状態になり、骨がもろくなってしまう病気です。そのため、わずかな衝撃を受けただけで骨折をしやすくなります。
骨の強さを判定するための尺度の一つを骨密度といいます。
この骨密度は20歳前後でピークに達し、40歳代半ば位まではほぼ同じ状態です。
しかし、50歳前後から急速に低下します。骨粗しょう症の患者の80%以上が女性です。
骨というのは、常に新陳代謝が行われていて、骨が壊れる・骨をつくるというサイクルになっています。
そのサイクルのバランスを保つ働きをするのが女性ホルモンであるエストロゲンというものです。
しかし、女性は閉経すると、エストロゲンの分泌量が急速に衰えます。
そのエストロゲンが減ってしまって本来の働きが弱くなってしまうと、骨の新陳代謝のバランスが崩れてしまうのです。
つまり、骨をつくるスピードより骨が壊れるスピードの方が上回ってしまうのです。それにより、骨密度が低下してしまうということになるのです。
そのため閉経のない男性に比べ、女性の方が骨粗しょう症になりやすいという結果になるのです。
この閉経という大きな節目があるため、骨粗しょう症は歳をとった女性に多い病気と思われています。
たしかにその通りではあるのですが、骨粗しょう症の原因は閉経だけではありません。
そのサイクルのバランスを保つ働きをするのが女性ホルモンであるエストロゲンというものです。
しかし、女性は閉経すると、エストロゲンの分泌量が急速に衰えます。
そのエストロゲンが減ってしまって本来の働きが弱くなってしまうと、骨の新陳代謝のバランスが崩れてしまうのです。
つまり、骨をつくるスピードより骨が壊れるスピードの方が上回ってしまうのです。それにより、骨密度が低下してしまうということになるのです。
そのため閉経のない男性に比べ、女性の方が骨粗しょう症になりやすいという結果になるのです。
この閉経という大きな節目があるため、骨粗しょう症は歳をとった女性に多い病気と思われています。
たしかにその通りではあるのですが、骨粗しょう症の原因は閉経だけではありません。
★発症する原因★
- 成長期などにおける無理なダイエット・・・カルシウムの不足から骨密度に悪影響を与える
- 加齢によるもの(一般的には女性が多いですが80歳をすぎる頃は男性も増えてきます)
- 運動不足
- 女性が閉経期を迎えた時・・・女性は女性ホルモンの分泌が低下すると急激に骨密度が低くなるため
★骨粗しょう症によりどういうことがおこるのか?★
- 身長が減る
- 背中や腰がだるい、重苦しい
- 腰痛があるが、レントゲン検査では椎間板や脊柱管には異常がない
骨粗しょう症は「寝たきり」の原因を引き起こします
骨粗しょう症は骨の量が、減ってしまい、骨の中がスカスカの状態になってしまうことでしたね。
そうなると、ちょっとつまずいたり、ころんだりすることで、簡単に骨折を起こしてしまうことになります。
骨粗しょう症はどうしても年配の人が多いということから、若い世代の時なら少しリハビリをすれば身体を動かせるようになりますが、高齢になってくると、そうは、いきません。骨折をして一旦動けなくなった事をきっかけに、「寝たきり」になってしまうことも多いので要注意です。
特に年齢が高くなればなるほど、骨折などをして動けなくなる期間があると、その間にそれまでは動かしていたはずの筋肉も動かすことができなくなります。それにより、筋肉が落ちてしまい、歩けなくなってしまうのです。
自分は妊娠後期の時に2ヶ月程切迫早産により、絶対安静を言い渡され、入院となりました。
入院中はまったく歩くことも禁止されベッドの上に寝たきりとなりました。
その後、退院して自宅に戻った時には、2階まで普通に上ることができませんでした。本当に休み休みしか上れなくなっていたのです。
これが、高齢になって、筋力も衰えてきた頃に寝たきりとなったら・・・。たとえ、骨折が治ったとしても、その間に筋肉はすっかり衰弱してしまいますよね。
骨粗しょう症そのもので寝たきりになるのではなく、骨粗しょう症により骨折が簡単に起こってしまい、動きが制限されてしまうことが寝たきりの状態を引き起こしてしまうのです。
そうなると、ちょっとつまずいたり、ころんだりすることで、簡単に骨折を起こしてしまうことになります。
骨粗しょう症はどうしても年配の人が多いということから、若い世代の時なら少しリハビリをすれば身体を動かせるようになりますが、高齢になってくると、そうは、いきません。骨折をして一旦動けなくなった事をきっかけに、「寝たきり」になってしまうことも多いので要注意です。
特に年齢が高くなればなるほど、骨折などをして動けなくなる期間があると、その間にそれまでは動かしていたはずの筋肉も動かすことができなくなります。それにより、筋肉が落ちてしまい、歩けなくなってしまうのです。
自分は妊娠後期の時に2ヶ月程切迫早産により、絶対安静を言い渡され、入院となりました。
入院中はまったく歩くことも禁止されベッドの上に寝たきりとなりました。
その後、退院して自宅に戻った時には、2階まで普通に上ることができませんでした。本当に休み休みしか上れなくなっていたのです。
これが、高齢になって、筋力も衰えてきた頃に寝たきりとなったら・・・。たとえ、骨折が治ったとしても、その間に筋肉はすっかり衰弱してしまいますよね。
骨粗しょう症そのもので寝たきりになるのではなく、骨粗しょう症により骨折が簡単に起こってしまい、動きが制限されてしまうことが寝たきりの状態を引き起こしてしまうのです。
治療方法
骨粗しょう症の治療方法には!!
薬が治療の中心となります
- 骨粗しょう症と診断された場合は薬を治療の中心とする
- 薬と併用して、食事療法も行う
- 薬と併用して、運動療法も行う
主な薬
●カルシウム製剤・・・カルシウムそのものを補給する薬
●活性型ビタミンD3製剤・・・食事から摂取したカルシウムの腸管からの吸収を増す働きをする
●ビタミンK2製剤・・・骨形成を促進し、骨吸収を抑制することで骨代謝のバランスを整える
●女性ホルモン・・・エストロゲンのことで閉経期の女性ホルモンの減少が原因の骨粗しょう症に有効であり、さまざまな更年期の症状も軽くする働きがある
●ビスフォスフォネート製剤・・・骨を壊す役割をもつ細胞の働きをを抑制することにより骨の強度を高める
●SERM(塩酸ラロキシフェン)・・・エストロゲンと似た作用があるが、骨に対してのみ作用し、骨密度を増加させる
●カルシトニン製剤・・・骨が溶けだすのを抑える
●活性型ビタミンD3製剤・・・食事から摂取したカルシウムの腸管からの吸収を増す働きをする
●ビタミンK2製剤・・・骨形成を促進し、骨吸収を抑制することで骨代謝のバランスを整える
●女性ホルモン・・・エストロゲンのことで閉経期の女性ホルモンの減少が原因の骨粗しょう症に有効であり、さまざまな更年期の症状も軽くする働きがある
●ビスフォスフォネート製剤・・・骨を壊す役割をもつ細胞の働きをを抑制することにより骨の強度を高める
●SERM(塩酸ラロキシフェン)・・・エストロゲンと似た作用があるが、骨に対してのみ作用し、骨密度を増加させる
●カルシトニン製剤・・・骨が溶けだすのを抑える
食事療法
●カルシウムを多く含む食品を摂る・・・牛乳、乳製品、小魚、小松菜、大豆製品など
●ビタミンDを多く含む食品を摂る・・・イワシ、カツオ、サケ、うなぎ、さんま、キクラゲなど
●ビタミンDを多く含む食品を摂る・・・イワシ、カツオ、サケ、うなぎ、さんま、キクラゲなど
和食・魚料理はカルシウムが豊富ですので、積極的に取り入れましょう。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける働きをします。
運動
●骨密度を低下させないような運動をする
日常生活のなかで、エスカレーターを使わず階段を使用する
掃除をする時は掃除機以外のほうき、雑巾などを使用する
近くの買い物などには車は使用せず、歩いて行く
日常生活のなかで、エスカレーターを使わず階段を使用する
掃除をする時は掃除機以外のほうき、雑巾などを使用する
近くの買い物などには車は使用せず、歩いて行く
骨密度の低下防止に有効な運動としては、ウォーキング・ジョギング・エアロビクスなどがあります。
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