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腰痛が治らない時は注意!医療機関受診の目安と詳細な検査プロセス

鍼灸院などに行ってその場をしのいでいませんか?
腰が痛いから針やマッサージをしてそのまま治ってしまえば問題ないかもしれません。
ですが、ただの腰痛だと思っていても、実はその陰には重大な病気が潜んでいるかもしれません。
内臓の病気や細菌感染などの可能性もありますので、検査をしておいた方が良い場合もあります。
たかが腰痛と軽く考えてしまうのはよくありません。
では、どんな状態になったら、病院に行った方がよいのでしょうか。
痛みが激しいから、すぐに病院に行ったほうがよい、とは限りません。
ぎっくり腰などは痛みがひどい時は楽な姿勢で安静にし、痛みが和らいでから受診した方が楽です。

病院に行った方が良い時は・・・

  • 腰の痛みが強い期間が1週間以上続くとき
  • 安静にしていても痛みの度合いがだんだんと強くなっていくとき
  • 足の痛みや、しびれがでてきたとき
  • 背骨の動きが固くて前後に曲げにくいとき

上記のような場合はたかが、腰痛と思わずに病院に行かれることをおススメします。

病院に受診した時の簡単な検査の流れをおってみましょう。

●まず、問診により、これまでの症状の状態や治療歴などを確認します。
そして、姿勢や歩き方を見る視診、背骨の状態を確かめる触診などを行っていきます。
まずは、この段階でさらに検査が必要かどうかが判断されます。
検査のひとつとして神経学的検査があります。
これは、足や腰がどれくらいの範囲で動かすことができるのかを調べたり、動かしたときに痛みやしびれがないかをみます。
神経に異常があるかないかを調べるための検査です。
もっと詳しく骨や神経の状態を調べるためには、画像検査を行います。
なじみの深いものとしてはレントゲン検査があります。
画像検査には最近ではよく知られるようになりましたが、CTスキャンやMRIがあります。

CTスキャンとMRIの違いは?
このCTスキャンとMRIの違いはなんとなくわかるようなわからないような印象を受けますが、あなたはいかがですか?
同じように狭い機械の中に入っていくイメージですが、しくみはまったく異なるものです。
CTとはコンピューター断層撮影法のことで、放射線を使って輪切りの画像を作ります。通常のエックス線検査よりも詳しく情報を得ることができます。
エックス線では、骨が折れているかいないかくらいですが、こちらは、ちょっとしたひびや、軟骨が傷ついていたり、肉離れを起こしていることなどまでわかります。
メリット
撮影時間が短いので、簡単にすますことができます。
デメリット
放射線を浴びてしまうことです。妊娠中の方はしっかりとその旨を医師に伝えて、避けた方がよいでしょう。
MRIは、磁気共鳴画像といいます。CTとは違って磁気を使います。
メリット
放射線を浴びる心配はありません。ですので、妊婦さんや子供さんでも安心して受けられます。
デメリット
磁気を使うために、ペースメーカーなどを使っている人は検査ができない場合があります。
そして、時間がかかり、狭く音がうるさい機械のなかに動かないようにじっとしていなければなりません。

検査の結果、原因がはっきりした場合は医師の指導のもとで、しっかりと治療をおこないましょう。
しかし、検査をしても、原因がはっきりしない場合があるというのも現実的には多いです。

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