一度「ぎっくり腰」をやってしまい、クセがついてしまったようで、その後何度も痛みに悩まされています。かがむ時や物を持つときなど、また痛み出すんじゃないか、と思うと恐る恐るになっています。そんな私でも大丈夫ですか。
ぎっくり腰の方でも、筋肉を柔らかくし、バランスを整えることで十分改善が可能です。また、急に痛み出した時のとっさの対処法もあります。
ぎっくり腰で急に痛み出した時の対処法
ぎっくり腰（急性腰痛症）で急に痛みが出たときの対処法には、以下のようなステップがあります。
ただし、これらは一般的なアドバイスであり、個々の状況や症状の重さによっては医師の診断が必要です。
- 安静にする：痛みが強い場合は、無理をせずに安静にしましょう。激しい運動や重い物を持つことは避け、体を休めることが重要です。
- 冷却：発症直後の48時間以内は、冷却パックや氷の袋をタオルで包み、腰に20分ほど当てることを1時間おきに繰り返します。これにより炎症や腫れを抑え、痛みを和らげる効果が期待できます。
- 痛み止めの使用：市販の痛み止め（例えば非ステロイド性抗炎症薬）を使用することも一時的な痛みの軽減に役立ちます。ただし、薬の選択や用量については医師や薬剤師に相談してください。
- 姿勢を正す：立つときや座るときは背筋を伸ばし、良い姿勢を心がけます。ベッドで休むときは、膝の下に枕を置くと腰への圧力が軽減されます。
- 徐々に動かす：痛みが和らいできたら、ゆっくりと体を動かし始めます。ストレッチや軽い運動で柔軟性を取り戻し、筋肉を強化することが重要です。
- 医療機関を受診：症状が改善しない場合、または痛みが強い場合は、医療機関を受診しましょう。必要に応じて、さらなる治療やリハビリテーションが行われることがあります。
重要なのは、無理をしないことと、必要に応じて専門家の助言を求めることです。
また、ぎっくり腰の予防には、定期的な運動、適切な体重の維持、正しい持ち上げ方の習得などが役立ちます。
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